
プロフィールは何を売るコピーなのか?
先日、おもしろいご質問というかご指摘をいただきました。
どんな速読が身につくのか、私にでもできるのか、
そんなことが、全然伝わらないんですよね。
私からのお返事はこんな感じ。
だって、プロフィールは○○を売るコピーに過ぎませんから!
このご指摘の「ズレ」と、私が言った「○○」が何か、
お分かりでしょうか?
プロフィールは「自分のトリセツ」だ!
すごく単純な話なのですが、プロフィールって、
私の今、立っているポジションと歩いてきた歴史を
客観的な事実で示しているストーリーです。
ただ、そのわずか400文字にも満たないストーリーで、
自分のユニークさと、そのユニークさというヤツが信頼に
値する事実だってことを伝えてくれるんです。
というか、伝わるように書くものなんです。
それをシンプルに伝えるために、盛り込むべきは
- 現在:自分のユニークさ=ライバルとの違い=いわゆるUSP
- 過去:そのユニークさが生み出されてきた歴史(証拠資料)
- 未来:自分の哲学(美学)と未来へのビジョン
という3つ。
そこには「自分の商品」が入り込む要素はありません。
だって「こんな私」が生み出すものは、いろいろあるわけですから!
注釈すると、「得意技」は出しますね。そして「代表作」くらいは出るかも、ですかねー。
それを読んだ人が「この人なら、こんなことを実現してくれそうだな」って、
想像してくれるような、そしてふさわしい仕事を依頼してくれるような、
私の取扱説明書なんです。
「私のプロフィール」と、「私が売っている商品のトリセツ」がセットになって、
「私が売っている商品」に信頼感が生まれるわけですね。
いいです?
プロフィールで売っている商品は「私そのもの」であって、
「私が売っている商品」ではありません。
もちろん、「私にもできるのか分からない」ってことは、
私のプロフィールに共感できなかったということなので、
改善の余地があるってことです。
ここは素直に修正せねばと思います。
が! 「どんな速読が身につくのか?」っていうのは、
興味が出たんならサイト情報を見ませんか? 普通は。
ということで、プロフィールは自分のトリセツだってこと。
自分の商品のトリセツは、それ用にちゃんと作れよ!ってことで。
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