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なぜセールスコピーライターが自分のセールスに悩むのか?

「セールス」を武器に仕事をしている人でも、集客に悩むことがあるんですよ。
ちょっとおかしな話に聞こえるかも知れませんが。(苦笑)
 
私は仕事柄、「どうしたら集客がうまくいきますか?」という相談を受けるわけですよ。
 
それが、起業家さんとか、レストランとかからの相談なら別に不思議なことではありません。
 
でも・・・
 
「集客を楽にするためにHPを作りませんか?」
と、うたっているHP製作業者さんとか…
 
「セールスのための文章ならお任せください」
と、うたうセールスコピーライターさんとか…
 
そんな「セールス・集客の達人」のプロから。
 
もちろん、そもそも技術が本物じゃないとか、うたい文句が詐欺とか、そういうことなら話は別です。
でも、セールスの技術、マーケティングの技術があっても、集客に困る人がいます。

その秘密(謎)と、「稼げるセールスの人」になるための方法をお伝えしたいと思いますが…

そもそも、集客ってどんな作業?

この「セールスの達人が集客出来ない謎」を解くために、
まずは基本的なことをおさらいしておきましょうか…。

集客とは、ざっくり言うと、その商品を買う見込みのある人を見つけて連れてくることです。
 
見込みがない人を集めても仕方がないし、そもそも集まってくれないでしょうし。
 
じゃ、どうやってそういう人に集まってもらうかっていうと、

「その人が興味を持ちそうなところ(場所、媒体)で、
 興味を持ってくれそうな話を持ちかける」

 
ということになります。
 
ポイントは、この2つ。

  • 見込み客候補が興味を持ちそうなところ(場所・媒体)で
  • 興味を持ってくれそうな話を持ちかける

これをうまくやれる人なら、集客にも困らないのでは?と思うワケですが、
そこには大きな落とし穴があるのです。

セールスコピーライターのお仕事とは

セールスの達人といっても、ちょっとざっくりしていますので、
ここではセールスコピーライターと限定してみます。
 
彼の主な仕事は「売れる文章を書く」ことですが、
もう少し丁寧に分解すると、

  • 依頼主が売りたいと思っている商品の特性をうまくとらえて、
  • その特徴をベネフィット(ご利益)に変換した上で、シンプルかつ魅力的に表現して、
  • それに興味を持ってくれそうな人を特定して、
  • その人が見てくれそうな媒体、集まっていそうな場所に、
  • その人の興味をそそるように文章を書く。

セールスコピーライターってのは、「文章が書ける」人ではありません。
 
「読んだ人が買いたくなる文章を書ける人」なのであって、
それは別の視点からいえば、
 
お客さん(読み手)の悩みや望みを理解して、
それに寄り添うような文章が書ける人

 
なのです。
 
これは、こちらの記事に書いたとおり。

自分の商品のことをよく知っているはずの売り主が、
売れる文章を書けない理由
はここにあります。
 
自分の商品の良さとか価値に目が行きすぎて、
あるいは自分の商品のすごさを語りたい気持ちが強すぎて、
お客さん、つまりその商品のことをまだ知らない人、
他のライバル商品との違いすら理解できていない人の
気持ちが分からなくなってしまっている
のです。
 
セールスコピーライターって、お客様の気持ちに寄り添った視点で
商品の価値を書ける人でなければならないんです。

セールスコピーライターが自分を売れないシンプルな理由

ここまで来ると、もう
「なぜ、セールスコピーライターが自分の集客で悩むのか」
がはっきりしてきたのではないでしょうか。
 
セールスコピーライターも、
第三者の立場で書くのではなく、
自分を商品としてコピーを書こうとすると、
普通の起業家と同じ苦悩を背負う
ことになるのです。

  • 自分の商品のユニークな売りはどこにあるのか?
  • 自分の価値を一番喜んでくれる人はどういう人なのか?
  • そういう人は、どういう悩みを抱えているのか?
  • どういう言葉で、その悩みをつぶやき、あるいは検索しているのか?

これらを完全に見失います。
困ったことに…
  
さらに、人のための文章を書くのは報酬も発生しますし、
「人のため」という燃料がありますが、
「将来の自分のため」という、直接的に報酬を生まない、
地味な作業を先延ばししてしまう…ということも
大きな要因として挙げられそうです。
 
まさに紺屋の白袴医者の不養生
 
日頃からの地道なファン作りが重要、
集客の導線作りが重要ってことで、
「ブログを書こう!」とライターさんたちに提案しても、
なかなか記事が書けない。(苦笑)
 
書いたとしても、本当に見込み客に読ませる気があるのか?
と疑うような記事のタイトルを付ける。(苦笑)
 
コピーライティングの仕事を発注したい人がどこにいるのか、
どういうキーワードで検索しているのか、
そこにも頭が回っていないため、
コピーライターにしか通用しない言葉で
ブログを書いてしまいがちですし…
 
特に、ライター仲間とのつながりが強い場合、
ついついSNSでシェアしたときに、
目に見えて反応してくれる仲間に
意識が向きがちですしね。
 
これについても、前にこちらの記事で警鐘を鳴らしたところですが…。

セールスコピーライラーが集客に困らないためにすべきこと

セールスコピーライターさんは、
文章のスキルを磨くことだけが仕事ではありません。
 
これは、コンサルタントがコンサルティングのスキルを磨くことだけが仕事ではなく、
マーケティングに取り組むことも仕事であるってことと同じです。
 
むしろ、セールスの達人である圧倒的な証拠を生むためにも、
自分のビジネスで、それを実証して見せなければ!
 
ぜひビジネスを俯瞰してとらえ、
何をどうしたらビジネスが飛躍し、
永続的に売れ続けるようになるのかってことも
勉強&実践していきましょうね。(^^)
 
紹介の生み出し方とか、リピートの作り方とかもね。
 
こちらの記事に書いたことも、
ぜひ学び直しておきましょうぞ。

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